【待望のシリーズ最新作】伊坂幸太郎『AX アックス』のあらすじ・感想

 

 

伊坂幸太郎の『AX アックス』が気になっている方

「著者・伊坂幸太郎さんはどんな方なのか?『AX アックス』はどんな小説であらすじ・感想が知りたい!そして殺し屋シリーズはどんな順番で読めばいいのか分からない!」

こんなお悩みを解決します。

 

 目次

  1. 著者・伊坂幸太郎とはどんな方か?そして『AX アックス』はどんな小説なのか?
  2. 『AX アックス』のあらすじ・感想
  3. 伊坂幸太郎の「殺し屋シリーズ」について

1 著者・伊坂幸太郎とはどんな方か?そして『AX アックス』はどんな小説なのか?

 その① 著者・伊坂幸太郎とはどんな方か?

伊坂幸太郎(いさか・こうたろう)

1971年千葉県生まれ。東北大学法学部卒業。2000年『オーデュボンの祈り』で第5回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞しデビュー。『アヒルと鴨のコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞、短編「死神の精度」で第57回日本推理作家協会賞を受賞。08年『ゴールデンスランバー』で第21回山本周五郎賞、第5回本屋大賞を受賞。著書に『グラスホッパー』『マリアビートル』『AX アックス』『重力ピエロ』『砂漠』『フィッシュストーリー』『モダンタイムス』『陽気なギャングが地球を回す』『アイネクライネナハトムジーク』『ホワイトラビット』『フーガはユーガ』『クジラアタマの王様』『逆ソクラテス』『ペッパーズ・ゴースト』など多数。

伊坂幸太郎史上最強のエンタメ小説<殺し屋シリーズ>、『グラスホッパー』『マリアビートル』に連なる待望作!】
引用:KADOKAWA文芸WEBマガジン
https://kadobun.jp/special/isaka-kotaro/koroshiya/

 

 その② 『AX アックス』はどんな小説なのか?

<<鳴りやまぬ驚愕と感涙の声!>>
★2020年の年間文庫ランキング4冠達成!
★2018年 本屋大賞 ノミネート作!
★第6回静岡書店大賞(小説部門) 大賞受賞作!
★フタバベストセレクション2017(フタバ図書) 第1位!

最強の殺し屋は――恐妻家。

物騒な奴がまた現れた!
物語の新たな可能性を切り開く、エンタテインメント小説の最高峰!

「兜」は超一流の殺し屋だが、家では妻に頭が上がらない。
一人息子の克巳もあきれるほどだ。
兜がこの仕事を辞めたい、と考えはじめたのは、克巳が生まれた頃だった。
引退に必要な金を稼ぐため、仕方なく仕事を続けていたある日、爆弾職人を軽々と始末した兜は、意外な人物から襲撃を受ける。
こんな物騒な仕事をしていることは、家族はもちろん、知らない。
引用:KADOKAWA文芸WEBマガジン

2 『AX アックス』のあらすじ・感想

※ここからは、一部ネタバレがあるためご注意ください!

ここでレビューを良し悪し一つずつ紹介します。

途中で読むのをやめました。

どうしてこんなに評価が高いのでしょう?
妻への態度の裏話が、しつこいほど繰り返されます。
何回かなら面白いかもしれませんが、なんでここまでしつこいの? と思いました。
しかも、普通の奥さんなので、大袈裟な気の使い方に違和感ありです。
殺人の仕事も臨場感なく、文字で書いてあるだけ、みたいな感じでした。
どこがよくて高評価なのか本気で知りたいです。
引用:Amazon

 

口コミ評価が高いので期待して購入、読み始めたのだが、途中で何度も挫折。
殺し屋にはオモテの顔があり、その顔とは妻も子供もいる普通のサラリーマン。しかも妻に全く頭が上がらない不甲斐ない夫、父親というキャラ設定は面白いと思ったのだが、淡々と話が進んでいくことに面白さを感じなくなった。
何度も中断し、何度もまた読み始めるのだが、たびたび挫折。このまま最後まで読まずに終わろうとしていたが、GWで何とかまた本を手にした。
前半は面白いとは思わない。
しかし、後半、一気に面白くなった。
特にラスト前になると読者の予想を超える展開になった。
ネタバレになるのでその先は控えるが、トータルするとメチャクチャ面白かったということになる
引用:Amazon

ハシビロックの感想は、人をいとも簡単に殺してしまう「兜」にとって一番怖く

驚異のなる存在が「妻」であり、そのためにノートを取り書き溜めたり

同様に存在に怯える人が身の回りにいる点がとても面白かったです。

 

一方「知人と友人の違いは何なのか?」や「私の気持ちなど分からないくせに」

などの現実でも、あり得るような問題で作りたくても作れないや

大変さをわかっていても何も言えないなどの小さい悩みも考える

きっかけの本でもありました。

3 「殺し屋シリーズ」について

本作品『AX アックス』は、単体だけでも楽しめる小説ですが

伊坂幸太郎さんの全3作でなる「殺し屋シリーズ」があり

 

第1作品目 「グラスホッパー」 2004/07
第2作品目 「マリアビートル」 2010/09
第3作品目 「AX アックス」    2017/07

という順番で読み進めると登場人物やストーリー

などが伏線や繋がりをもち、より楽しく読み進められます。

 

『AX アックス』に関して言えば、

第一章から同グループとして出てくる「レモン」や「蜜柑

第2章のBEEの最後に出てくる人物や

最終章に出てくる「押し屋 槿」などなど

 


 

 

ここまでご拝読頂きありがとうございます。

是非今回紹介した『AX アックス』はもちろん

3作品を読んでみて下さい

ハシビロックでした。