【心がほっこり】『木曜日にはココアを』| 著・青山美智子のあらすじ・感想
著青山美智子さんの『木曜日にはココアを』が気になっている方
「著者・青山美智子さんはどんな人なの?そして『木曜日にはココアを』がどんな小説か知りたいけど、あらすじ・感想が気になるなぁ~!
本作品のような、心がほっこりする作品も教えてほしい」
こんなお悩み解決します。
目次
- 著者・青山美智子さんとは?そして『木曜日にはココアを』どんな小説か
- 『お探し物は図書室まで』のあらすじ・感想は?
- 本作品のような「ホッと!心温まる」ほかのおすすめは、何があるか?
1 著者・青山美智子さんとは?そして『木曜日にはココアを』はどんな小説か?
その① 著者・青山美智子さんは?
青山 美智子(あおやま みちこ) プロフィール
1970年生まれ、愛知県出身。横浜市在住。大学卒業後、シドニーの日系新聞社で記者として勤務。2年間のオーストラリア生活ののち帰国、上京。出版社で雑誌編集者を経て執筆活動に入る。デビュー作『木曜日にはココアを』が第1回宮崎本大賞を受賞。続編『月曜日の抹茶カフェ』が第1回けんご大賞、『猫のお告げは樹の下で』が第13回天竜文学賞を受賞(いずれも宝島社)。『お探し物は図書室まで』(ポプラ社)が2021年本屋大賞2位。『赤と青とエスキース』(PHP研究所)が2022年本屋大賞2位。他の著書に『鎌倉うずまき案内所』(宝島社)など。
引用:宝島社
https://tkj.jp/book/?cd=02757101
その② 『木曜日にはココアを』はどんな小説か?
僕が働く喫茶店には、不思議な常連さんがいる。必ず木曜日に来て、同じ席でココアを頼み、エアメールを書く。僕は、その女性を「ココアさん」と呼んでいる。ある木曜日、いつものようにやって来たココアさんは、しかし手紙を書かずに俯いている。心配に思っていると、ココアさんは、ぽろりと涙をこぼしたのだった。主夫の旦那の代わりに初めて息子のお弁当を作ることになったキャリアウーマン。厳しいお局先生のいる幼稚園で働く新米先生。誰にも認められなくても、自分の好きな絵を描き続ける女の子。銀行を辞めて、サンドイッチ屋をシドニーに開業した男性。人知れず頑張っている人たちを応援する、一杯のココアから始まる温かい12色の物語。
引用:Amazon
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2 『木曜日にはココアを』のあらすじ・感想は?
あらすじ
『木曜日にはココアを』は、全12章の短編小説となっています。
短編小説の目次として
- 木曜日にはココアを brown / tokyo
- きまじめな卵焼き yellow / tokyo
- ゆびゆくわられ pink / tokyo
- 聖者の直進 blue / tokyo
- めぐりあい red / sydney
- 半世紀ロマンス grey / sydney
- カウントダウン green / sydney
- ラルフさんの一番良き日 orange / sydney
- 帰ってきた魔女 turquoise / sydney
- あなたに出会わなければ black / sydney
- トリコロールの約束 purple / sydney
- 恋文 white / tokyo
感想
ここでレビューを良し悪し一つずつ紹介します。
意味不明の改行と意味不明の謎の連続。中身スカスカ…。1話目、バイトのはずが、なぜ正社員登用されたのか、なぜシーン切り替えでもないのに改行を繰り返すのか。テキトーに作った小説にしか思えない。。
引用:Amazon
有給をとって旅行にきたにも関わらずひっきりなしに仕事の連絡が届き、「ああ、働くことはしんどいなあ。またちゃんと休めなかった。」と悶々としていた旅行帰りにこちらの本と出会いました。どなたかのツイッターのレビューで「読み終わりがどれも優しい」というのを見かけ、少しでもこの荒んだ心を包んでくれたらいいなあと思い、気まぐれに購入したのですが、とても良かったです。あったかい光がじわっと、優しく何か溶かしてくれるような文章でした。日々に追われて疲れてしまった方におすすめしたい作品です。
引用:Amazon
ハシビロックの感想としては、自分だけのストーリーだと思っていても、他人のストーリーと見ず知らずの内に、密接に関係や繋がりがあるのだとこの『木曜日にはココアを』を読んで思いました。特に第3章や第7章は、お気に入りです。
第3章は、私の姉も保育士ということもあり共感できる場面があったのですが、職業柄や若いころから女性が行うお化粧など、経験から考え行動できる点に共感できました。
第7章は、その場に居座り続けた結果でコンプレックスが気になりすげて、環境が違えばコンプレックスは個性として、自身の強みと出せるのではと思える一章でした。
3 本作品のような「ホッと!心温まる」ほかのおすすめは、何があるか?
『木曜日にはココアを』は全12章を通して、「心がホッと!温まるなぁ~」という作品になっています。
「同じような小説や作品を知りたい!!!」という方に向けて4作品を紹介します。
1作品目は、同著者・青山美智子さんの『猫のお告げは樹の下で』です。
2作品目は、著者・小川糸さんの『ツバキ文具店』です。
こちらは小説を元に2017年にNHK総合「ドラマ10」にて『ツバキ文具店〜鎌倉代書屋物語〜』と題してテレビドラマ化もされました。
3作品目は、著者・島本理生さんの『わたしたちは銀のフォークと薬を手にして』です
4作品目は、著者・望月麻衣さんの『満月珈琲店の星詠み』です。
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ここまでご拝読頂き、ありがとうございます。
是非日常で、「心がホッと!温まる」をあまり感じることのない人は、
『木曜日にはココアを』を手にとってみて下さい。
ハシビロックでした。